八戸警察署で850万円被害のSNS型投資詐欺を認知
令和6年秋頃、青森県内居住のAさん(50歳代、男性)がYouTubeを見ていた際「投資に興味がある方向け」と広告が表示され、同広告を見たところ「アルファ投資家クラブA23」というLINEグループに招待されました。
本年5月頃、グループ内で「仮想通貨で稼げる。」等と話題になり、Aさんは暗号資産取引所のサポート担当を名乗るLINEアカウント「海野湊翔」を紹介され、LINEメッセージで原油の先物取引を勧められ、指定された「APM」というアプリをインストールし、アプリ内で取引口座を開設しました。
海野から「運用資金をこちらが指定する口座に振り込んでもらえれば、取引ができます。」等と投資を持ちかけられ、指定する大手金融機関の個人名義口座に現金を振り込むと、アプリ内で振り込んだ現金がUSドルに変換され、暗号資産を売買することにより、利益が出ているように表示されました。
さらにAさんは海野から「追加でお金を振り込んでもらえなければ違約金が発生する。」等と要求され、5月16日から6月6日までの間、6回にわたり、青森県内の金融機関のATMから、指定された大手金融機関の個人名義の5口座に現金合計850万円を振り込みましたが、Aさんがアプリ内の口座から出金しようとしたところ、海野から更に金を要求されたため被害に気が付いたものです。
○ SNSを通じて、投資で儲かるなどとかたり、運用資金等名目で現金をだまし取る詐欺事件が多発しています。
○「必ず儲かる」と話し、投資を勧める場合は詐欺の可能性がありますので、家族、知人、最寄りの警察署や交番・駐在所に相談し、絶対に1人で対応しないでください。
八戸警察署
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