船橋市内における特殊詐欺等の発生状況について(船橋署・船橋東署)
6月は特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺に係る集中総合対策月間です。
そこで同月間中は、平日の毎日、船橋市内での特殊詐欺等の被害状況についてお知らせします。
特殊詐欺等の被害状況(令和7年6月9日現在)
〇船橋署
電話de詐欺 24件
SNS型投資・ロマンス詐欺 6件
〇船橋東署
電話de詐欺 『48件』
SNS型投資・ロマンス詐欺 5件
〇令和7年6月8日の認知
1件(還付金詐欺)
・犯人らは、令和7年6月6日、市役所の職員等をかたり、被害者(75歳女性)方に電話を掛け、後述の手口のとおり現金約50万円を指定する口座に送金させてだまし取った(船橋東署)。
【手口】
①被害者の自宅固定電話に市役所の職員をかたる犯人から、「医療費の見直しの文書を送っているはず。回答期限は5月1日」「あなたには3万円くらいの還付金があります」との電話があった。
②電話を受けた被害者が還付金を受け取る手続方法を聞くと、「期限が過ぎているので再発行証明書を受け取る必要がある」「そのための番号をATMから受け取る必要がある」「金融機関の職員から後で連絡させます」と説明を受ける。
③後刻、被害者の自宅固定電話に金融機関の職員をかたる犯人から電話があり、「被害者が口座を開設している金融機関のATMへ行くこと」「キャッシュカードを持って行くこと」「着いたらサポートセンターに連絡すること」と指示される。
④被害者がATMの前に到着し、指示された電話番号に連絡をするとサポートセンターの職員をかたる犯人から「携帯電話は通話したままの状態でATMを操作してください」と言われ、同犯人に指示されるままにATMを操作し、被害金額を振り込んでしまう。
特殊詐欺被害に遭わない一番の対策は、犯人と直接話さないことです。
還付金詐欺被害者は、「還付金に心当たりがある」「「市役所の言うことだから間違いない」と思う」「「今日までしか手続ができない」と言われ、焦って冷静に考えることができない」「2万円、3万円が戻る少額な手続ということで、安易な気持ちでATMを操作してしまう」などの心境に陥り被害に遭っています。
不審な電話があった場合には、家族や警察に相談しましょう。
【送信元】
船橋東警察署