八戸警察署で副業名目の20万5,000円被害の特殊詐欺を認知
本年4月25日頃、青森県内居住のAさん(40歳代・女性)が、スマートフォンで「TikTok」を見ていたところ、『副業、いつでもできます』等と書かれた副業広告が表示されたことから興味を持ち、同広告を介して「LINE」アカウント「ふくおかよしみ」を友だち登録しました。
「ふくおか」から、副業として『動画のスクリーンショット画像を送れば報酬が得られる。』とLINEトークで説明され、Aさんは、数日間にわたって動画のスクリーンショット画像を送ったところ、今後はSNSアプリ「kyroona」でやりとりすると指示され、「kyroona」を利用して「金奈津実」から指示を受けるようになりました。
Aさんが動画のスクリーンショット画像を送っていた結果、少額の報酬が得られた後、「金」から『指定の口座にお金を振り込めばその金額に上乗せして報酬が得られる。システム障害が発生したので再度お金を振り込んでほしい。』といった内容のメッセージが送られてきました。そのためAさんは、4月30日から5月5日にかけて、5回にわたり、副業費用等として、県内のATMから指定された個人名義口座に現金合計20万5,000円を振り込みました。
しかし、何度も追加でお金を要求されたことから、おかしいと思い、家族に相談したところ、詐欺と指摘され、被害に気が付いたものです。
〇 副業広告をきっかけに、登録したLINEなどのSNSアプリのアカウントとやりとりし、登録費用、副業費用などの名目で現金をだまし取る詐欺事件が発生しています。
〇 最初に少額の報酬を得られる場青もありますが、後に高額の支払いを求められます。
〇 「おかしいな?」「怪しいな?」と思ったら、1人で対応せずに、家族や知人、最寄りの警察署や交番・駐在所に相談してください。
八戸警察署
【青森】
青い森のセーフティネット
2025年5月14日
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