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ツキノワグマによる人身被害防止のための取組の徹底について
飯田市農業課から農家の皆さんに「ツキノワグマによる人身被害防止のための取組の徹底について」お知らせします。

令和7年4月9日に飯山市において、ツキノワグマによる人身被害が発生し、翌10日より北信地域にツキノワグマ出没注意報が発出されているところですが、16日にも木島平村において人身被害が発生しました。
ツキノワグマは木の新芽や草を食べ、森林を動きまわる時期です。
農作業や山菜採り等で、人がクマと遭遇しやすくなる時期になりますので、次の点にご注意ください。

◇ 朝夕の行動は避ける
朝夕はクマが活発に活動します。この時間帯に森林に入ることや林の近くを通ることは避けましょう。(注意…クマは昼間も行動します)

◇ 周囲の確認をする
クマは聴覚や嗅覚が人より優れています。人の気配を感じたクマは通常、自ら人を避けます。単独行動を避け、笛、ラジオ、クマ鈴などで大きな音を出して行動しましょう。
山菜はクマが好んで食ます。山菜採りの際は、周りの気配に注意しましょう。
特に渓流沿いは水の音で、クマも人もお互いの気配を感じず接近してしまうことがあります。

◇ クマのいる場所に近づかない
森林はクマの生息地で、どこにいてもおかしくありません。クマの足跡や糞などを見つけたら、それ以上近づかずに引き返しましょう。

◇ 子グマを見たら立ち去る
子グマの近くには必ず母クマがいます。母クマは子グマを守るために、神経質になっており、人がクマと近い距離にいると攻撃することがあります。子グマを見かけたら、そのまま、そっと立ち去りましょう。また、母クマの姿は見えなくても、子グマのそばには必ずいると思ってください。

◇ 飲食物は必ず持ち帰る
クマに人の食べ物の味を覚えさせないために、必ず自宅に持ち帰りましょう。

◇ 犬は連れて行かない
人の気配を感じたクマは、身を隠して人をやり過ごそうとしますが、一緒にいる犬に吠えられるなどすると、人へ攻撃をする場合があります。犬を連れて森林へ入るのはやめましょう。

◇ 住宅・施設等の周りにクマを寄せ付けるものを屋外に長時間放置しない
以下の物は、建物にクマを引寄せる原因になります。適切な管理や処分をしましょう。
生ゴミ(ゴミ箱)、飲み残しの飲料、ペットフード、漬物、雑排水(グリーストラップ)、油性塗料、燃料

以上、飯田市農業課から「ツキノワグマによる人身被害防止のための取組の徹底について」お知らせしました。

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iida-

飯田市農業課生産振興係
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