弘前警察署管内においてSNS型ロマンス詐欺を認知
SNSを通じ、芸能人が会いたいと言い、電子マネーをだまし取る詐欺事件に注意してください!
【概要】
令和7年1月下旬ころ、青森県内に居住するAさん(50歳代、女性)は、動画配信サイト「YouTube」でロックバンド「XJAPAN」の動画を閲覧し、チャットで書き込み等をした。
すると、XJAPANのリーダー「YOSHIKI」を名乗る者から、YouTubeのコメント欄を通じて、「これからは個人的に話をしよう。」という連絡が来て、メールアドレスを教えられたことから、AさんはYOSHIKIは本物であると信じ、親近感を抱き、メールでやりとりをしていた。
3月中旬ころから、相手から「あなたをロサンゼルスの自宅に招待したいが、そのためには公式パスポートが必要であり、ファンカードがないと公式パスポートを作ることができないので、ファンカードを購入してほしい。」「プレゼントを送りたいので、配送料を払ってほしい。」等というメールが送られてきて、その都度、アップルギフトカードを購入して、その利用権コードを写真撮影して送るように指示されたことから、Aさんは、3月30日から4月21日までの間、5回にわたり、指示に従い、合計208万円分のアップルギフトカードを購入し、その利用権コードを撮影後、メール送信した。
しかし、その後も相手から、「セキュリティの関係上、通関手数料がかかる。」等とさらにお金を要求されたことから不審に思い、家族に相談したところ、詐欺である旨指摘され、被疑に気付いたもの。
被害額は合計208万円分の電子マネー利用権。
【被害の防止について】
〇SNSを通じ、親近感を抱かせた後、お願い事を要求して電子マネーを購入させ、利用権コードを要求し、その権利をだまし取る詐欺事件が発生しています。
〇顔も合わせたことがない人から「手数料を払ってほしい。」「後で返します。」等とお金の要求を受ける場合は詐欺の可能性があります。
〇お金の振込等要求を受けた場合は、必ず家族、知人、警察署又は最寄りの交番等に相談するなどして、絶対に1人で対応しないでください。
【青森】
青い森のセーフティネット
2025年4月23日
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