健康保険料の過払い金返還名目の還付金詐欺事件の発生と被害の防止について
本日正午ころ、八戸市居住のA子さん(70歳代)方に、市役所健康保険課職員をかたる男から、
「健康保険料の還付金があります。」
「受け取り期限は今日までです。」
「受け取るためには地域福祉センターに電話してください。」
という電話があり、地域福祉センターの電話番号を教えられた。
A子さんが、その電話番号に電話をかけたところ、地域福祉センターの「モガミ」を名乗る男から、
「還付金は近くのATMで手続できます。」
「キャッシュカードと携帯電話を持って行ってください。」
「ATMに着いたら電話をください。」
と指示された。
A子さんは、ATMに到着後電話をかけ、「モガミ」から指示された通りにATMを操作した結果、
約46万円を、他の金融機関に開設された個人名義の口座に振り込んでだまし取られたもの。
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「還付金の返還手続がある。」とATMに誘導されてお金をだまし取られる詐欺が頻繁に発生しています。
「還付金があるので、携帯電話を持ってATMへ行け。」と言われたら、すべて詐欺です。
市役所の職員等が電話により、ATM等での還付金受け取り手続を誘導することは絶対にありません。
ATMに行く前に、家族・知人、警察署、最寄りの交番に相談するなどして、絶対に一人で対応しないでください。
警察安全相談電話 ♯9110または
青森県警察本部生活安全企画課
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