「もしもし俺だけど」で始まる電話はオレオレ詐欺を疑って!
茂原警察署から連絡します。
茂原警察署管内で、電話de詐欺の前兆電話に関する通報が増えています。
自宅の固定電話や携帯電話に、+(プラス)で始まる国際電話番号や非通知の番号等から
「もしもし俺だけど」
で始まるオレオレ詐欺の電話が依然としてかかってきています。
息子や孫などと思い込んで話を続けていると
「税金を滞納した」「会社の書類をなくした」「不倫をして相手を妊娠させた」「交通事故を起こした」
などと『お金』が必要であることを訴えて、現金や電子マネー、暗号資産、金塊などをだまし取ろうとします。
その他にも警察官、金融機関、携帯電話会社、市町村役場、有名病院の医師などを名乗り、
「あなたの電話が犯罪に利用されている」「未納料金がある」「税金や年金の還付金がある」「息子が喉の手術中」
などと様々な理由をつけて電話をかけてきたり、中にはこの電話の前に「2時間後に電話が止まる。オペレーターにつなぐには、1を押してください。」などという自動音声の電話がかかってくることがあります。
いずれの電話も、最後に『お金』を要求してくるので、電話などで『お金』の話が出てきたら詐欺だと疑い、すぐに電話を切り、家族や警察に相談してください。
詐欺の犯人に騙されない一番の対策は、犯人と直接話をしないことです。
① 自宅の固定電話は常に留守番電話設定や非通知拒否設定にする
② 警告・通話録音機能付き電話機や対策機器を活用する
③ ナンバーディスプレイで相手の番号を確認して、非通知や+で始まる国際電話番号、知らない電話番号は応対しない
④ 誰からの電話でもお金に関する話が出たら電話をいったん切り、自分の知っている息子や親族の電話番号や自分で調べた警察署や官公庁等の代表電話にかけ直して確認する
⑤ 電話で個人情報、資産情報、取引銀行、口座番号、暗証番号などを聞かれても教えない
⑥ 固定電話機の国際電話番号発着信休止の無償化を活用する
対策をしましょう。
【送信元】
茂原警察署