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広島県警メール

高額特殊詐欺被害の事件発生【府中警察署】
「老人ホーム入居の名義貸し名目」の高額特殊詐欺被害の事件発生について

■発生日時
平成28年6月27日ころ
~7月5日までの間

■発生場所
府中市内

■事案の概要
被疑者は、架空の会社を装い、府中市内居住の女性(70歳代)宅に「老人ホーム入居の名義を貸してくれないか」との電話をかけ、被害者が「いいですよ」と答えて名義を貸した。
その後、不動産会社を名乗る者から電話で「名義貸しは罪になる。警察沙汰になりますよ。それが嫌ならお金を送金して下さい」と言われ、4回に分けて合計3、000万円を送金した。
さらに、国税局を名乗る者から、電話で高額金を出した理由を問われた後、「名義貸ししたことや国税局に嘘の申告をしたことも罰を受けることになる。2、500万円を払えば罪が軽くなる」等と嘘を言い、その内の400万円を引き出した被害者と、詐欺を看破した金融機関職員が警察に届け出たため、未遂に終わったもの。

■被害防止に向けて
株や債券などの金融商品購入名目の詐欺だけでなく、老人ホーム入居を巡る名義貸し、医療費等の還付金を名目とした詐欺、警察官を騙る詐欺など、県内各所で多発しています。
「現金送れ」は全て詐欺です。
不審な電話を受けた時は、相手にせず、すぐに警察に通報して下さい。

府中警察署

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