西の京 安全・安心ニュース第87号
街並みが整然と区画されるなど、適切な遠近感や距離感覚を日常的に培う必要が少なくなっています。また、広い視野や適切な距離感を必要としない物(テレビ、携帯電話)などの使用頻度が高まっている現代人は、見やすい「利き目」に神経回路だけを使う習性がつき、結果、「利き目」でないほうの目の神経回路が衰えてしまう症状が「利き目偏重」です。利き目偏重になると、「利き目」でないほうの視野が狭くなり、「利き目」 でないほうにある事物を見落とす危険性が高くなるほか、遠近感や距離感覚が悪くなり、接触事故を起こす危険性が高くなります。
スポンサーリンク