「ツキノワグマ出没注意報」について
農業者の皆さんに、「ツキノワグマ出没注意報」が発令されておりますのでお知らせします。
長野県(林務部)より、6月5日から8月31日までの期間で「ツキノワグマ出没注意報」が発令されました。ツキノワグマは、山林内や山林近くの農地のみならず、山から離れている場合であっても、河岸段丘林沿いの農地では出没の可能性が十分考えられます。
【クマと遭遇しないために】
○農作業を行う際に注意すべき事項(クマと会わない!)
・作業中にラジオなど音の出るものを携帯するなど、自分の存在をアピールすること。
・市町村等が発信するクマの出没情報に留意し、クマの行動が活発になる早朝・夕方の作業時には、周囲に気を付けること。
・森林や河川林に近い農地は、クマの出没ルートとなりやすいので特に注意し、周囲の灌木の刈払いなどを行うことで見通しをよくしておくこと。
・頻繁にクマ類が出没する地域においては、できるだけ単独での作業は避けること。
○誘引物の適切な管理(クマを寄せ付けない!)
・クマ類を誘引する生ゴミや野菜・果実の廃棄残さ等は適切に処理すること。
・農地では果樹園が最も被害を受けやすいところであり、収穫後の放置果実は適切に除去すること。
・クマ類は、収穫物を収納した倉庫等に侵入し採食することもあるため、倉庫等はきちんと施錠するなど管理を徹底すること。
・草刈機などに使われるガソリンなどの揮発性物質も、クマ類の誘引物となるため、保管場所等に注意すること。
・有害鳥獣駆除により捕獲した個体がクマ類の誘引物とならないよう、処理施設への持ち込みや焼却を行わずに埋設する場合には、十分な深さに埋設するなど適切に処理すること。
参 考(長野県ホームページ)
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