地方気象情報
平成28年04月15日05時00分
札幌管区気象台発表
太平洋側東部とオホーツク海側では、15日夕方から16日明け方にかけて北西の風が非常に強く、海は大しけとなるでしょう。暴風や高波に警戒してください。
<気象概況>
北海道付近を低気圧が発達しながら通過中で、日本の東にも発達中の低気
圧があって東北東へ進んでいます。今後これらの低気圧は15日夜には千島
近海でひとつにまとまり、さらに発達する見込みです。
<防災事項>
太平洋側東部とオホーツク海側では15日夕方から16日明け方にかけて
北西の風が非常に強く、海は大しけとなるでしょう。暴風や高波に警戒して
ください。なお、日本海側南部の警報の可能性は小さくなりました。
北海道地方は、引き続き16日にかけて強風や高波に注意してください。
15日は雨が次第に雪に変わり、平地でも積雪状態となる所があるでしょ
う。ふぶきによる交通障害や湿り雪による電線着雪にも注意してください。
<風の予想>15日朝から16日明け方までの最大風速(最大瞬間風速)
太平洋側東部 北西の風
海上25メートル(35メートル)
陸上23メートル(35メートル)
オホーツク海側 北西の風
海上25メートル(35メートル)
陸上20メートル(35メートル)
太平洋側西部 北西の風
海上23メートル(35メートル)
陸上15メートル(30メートル)
日本海側南部 北または北西の風
海上20メートル(30メートル)
陸上18メートル(30メートル)
日本海側北部 北の風
海上18メートル(30メートル)
陸上15メートル(30メートル)
<波の予想>15日朝から16日明け方までの波の高さ
太平洋側東部、オホーツク海側 6メートル
太平洋側西部 5メートル
日本海側 4メートル
<雪の予想>
15日6時から16日6時までの降雪量
オホーツク海側の多い所 25センチ
太平洋側東部の多い所 20センチ
日本海側の多い所 15センチ
引き続き、地元気象台や測候所が発表する気象情報に留意してください。
次の北海道地方気象情報は、15日16時頃に発表する予定です。