高岡かたかごメール《警察官をかたるキャッシュカード詐欺盗被害の発生!!》
令和5年9月28日、高岡市内在住のAさん(80歳代女性)宅に高岡警察署の捜査二課のハセガワを名乗る女から「あなたの家族の口座が詐欺被害の振込み口座になっている」「容疑者の写真を見て欲しいから警察官を向かわせる」などといった電話がかかってきました。
その後、高岡警察署の捜査一課の警察官を名乗る男が自宅に訪れ、Aさんが応対していたところ、再度ハセガワから電話があり、「警察官は来たか」「電話は切らずに対応して欲しい」と言われ、電話を切らずに男の対応をしました。
男から、被害者救済法申請書という書類を渡され、Aさんが使用する金融機関の口座番号や暗証番号を記入していたところ、「キャッシュカードが盗まれたら困るから封筒に入れる」と言われ、キャッシュカード3枚を男に手渡しました。
すると、男からハセガワの対応を電話でするように言われ、ハセガワと手続き確認の話をした後、再び男の方を見ると、「10月2日に、この封筒を持って高岡署に来てください」と言われて封をした封筒を渡されました。
その後、男は立ち去ったことから、ハセガワに手続きが終わった旨告げて電話を切りました。
電話を切った後、ハセガワに伝えた内容に間違いがあったことから、訂正のため高岡警察署へ連絡したところ、そのような事実がないことがわかり、封筒の中を確認したところ、キャッシュカードではなくトランプにすり替わっており、キャッシュカードが盗まれたことに気付きました。
〇 警察官を名乗り、「口座が不正に使
われている」「キャッシュカードを確
認させてほしい」などと、電話をかけ
たりするのは、特殊詐欺の手口です。
〇 警察官がキャッシュカードを確認し
たり、暗証番号を聞いたりすることは
絶対にありません。
〇 不審な電話があった場合は、一人で
悩まず、警察署又は警察相談用電話
「#9110」へ相談してください。
〇 このメールを見たら家族や周囲の人
に注意喚起してください。
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は、ぜひ登録を勧めてください。
高岡警察署