地方気象情報
平成28年04月14日16時06分
札幌管区気象台発表
北海道地方では、15日昼前から16日にかけて、北または北西の風が非常に強く、海は大しけとなるでしょう。暴風や高波に警戒してください。
<気象概況>
日本海の低気圧が発達しながら東北東に進み、14日夜から15日にかけ
て北海道付近を通過するでしょう。15日夜には千島近海に達し、さらに発
達する見込みです。
<防災事項>
日本海側南部では15日昼前から昼過ぎにかけて、太平洋側東部やオホー
ツク海側では15日夕方から16日にかけて、ともに北または北西の風が非
常に強く、太平洋側東部やオホーツク海側の海は大しけとなるでしょう。暴
風や高波に警戒するとともに、風向の急変や風の急速な強まりにも留意して
ください。
北海道地方では、引き続き15日にかけて、強風や高波、融雪による低い
土地の浸水や土砂災害、河川の増水、雪の多い傾斜地でのなだれ、落雷や突
風、ひょう、急な強い雨に注意してください。
また、15日は日本海側やオホーツク海側を中心に雨が次第に雪に変わり
、平地でも積雪状態となる所があるでしょう。ふぶきによる交通障害や湿り
雪による電線着雪にも注意してください。
<風の予想>15日の最大風速(最大瞬間風速)
オホーツク海側、太平洋側東部 北または北西の風
海上25メートル(35メートル)
陸上23メートル(35メートル)
日本海側南部 北または北西の風
海上23メートル(35メートル)
陸上20メートル(35メートル)
太平洋側西部 西または北西の風
海上23メートル(35メートル)
陸上15メートル(30メートル)
日本海側北部 北または北東の風
海上18メートル(30メートル)
陸上15メートル(30メートル)
<波の予想>15日の波の高さ
オホーツク海側、太平洋側東部 6メートル
日本海側南部、太平洋側西部 5メートル
日本海側北部 4メートル
太平洋側東部やオホーツク海側では、16日明け方にかけて風が非常に強
く、海は大しけが続く見込みです。
<雪の予想>
14日18時から15日18時までの降雪量
日本海側とオホーツク海側の多い所 25センチ
今後、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してください。
次の北海道地方気象情報は、15日5時頃に発表する予定です。