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北海道防災情報メール

地方気象情報
平成28年02月28日16時10分
札幌管区気象台発表

北海道地方は、急速に発達する低気圧の接近により、29日明け方から雪を伴った風が非常に強くなり、海は大しけとなるでしょう。猛ふぶきや吹きだまり、大雪による交通障害、暴風、高波に警戒してください。

<気象概況>
29日は、急速に発達する低気圧が日本海を北上して北海道に近づくでし
ょう。低気圧は、3月1日にかけて北海道付近を通過して、その後は強い冬
型の気圧配置となる見込みです。

<防災事項>
日本海側南部と太平洋側西部では、29日明け方から南東の風が非常に強
く、日本海側北部では29日昼前から東の風が非常に強く、共に暴風雪とな
るでしょう。日本海側南部の海は、29日夜のはじめ頃から大しけとなる見
込みです。また、太平洋側と日本海側南部では、29日明け方から夜にかけ
て、湿った雪が強く降り、大雪となるでしょう。猛ふぶきや吹きだまり、大
雪による交通障害、暴風、高波に警戒してください。
なお、3月1日は北海道地方の広い範囲で暴風雪となる見込みです。

オホーツク海、宗谷海峡、根室海峡では、流氷の動きが激しくなりますの
で注意してください。

<風の予想> 29日の最大風速(最大瞬間風速)
日本海側南部 南東のち西の風
海上25メートル(35メートル)、陸上23メートル(35メートル)
日本海側北部 東の風
海上23メートル(35メートル)、陸上20メートル(35メートル)
太平洋側西部 南東の風
海上23メートル(35メートル)、陸上18メートル(30メートル)
3月1日は更に強くなる見込みです。

<波の予想> 29日の波の高さ
日本海側南部 7メートル
日本海側北部・太平洋側西部 5メートル
3月1日は更に高くなる見込みです。

<雪の予想> 28日18時から29日18時までの降雪量
太平洋側と日本海側南部の多い所 50センチ
その後、更に多くなる見込みです。

引き続き、地元気象台や測候所が発表する気象情報に留意してください。

次の「北海道地方気象情報」は、29日5時頃に発表する予定です。

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