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宮城県における豚熱の患畜の確認について
内 容
宮城県丸森町(まるもりまち)の養豚農場において、豚熱の患畜が確認されました(12月25日農水省情報)。

76例目農場
【発生農場の概要】
所在地:宮城県丸森町
飼養状況:約7,000頭
疫学関連農場 : 岩手県(1農場)、宮城県(1農場)、山形県(2農場)、茨城県(6農場)、栃木県(2農場)、群馬県(2農場)、埼玉県(2農場)、千葉県(6農場)、神奈川県(1農場)、静岡県(2農場)、愛知県(1農場)※これらの農場で飼養する豚のうち、発生農場から移動した豚や、発生農場の豚から採取された精液を用いて人工授精を行った豚などの疑似患畜(合計約900頭)について殺処分を行います。なお、疑似患畜の所在県はいずれも豚熱ワクチン接種を行っています。

【経緯】
(1)宮城県は、同県丸森町の農場から、異状(呼吸器症状、下痢、発熱)が見られるとの通報を受け、昨日(12月24日(金曜日))、当該農場に立ち入り、病性鑑定を実施しました。
(2)宮城県の検査により豚熱の疑いが生じたため、農研機構動物衛生研究部門(注)で精密検査を実施したところ、本日(12月25日(土曜日))、豚熱の患畜であることが判明しました。
(注)国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門:国内唯一の動物衛生に関する研究機関

豚飼養農家の皆さまにおかれましては次の4項目の対策の徹底をお願いします。
? 農場に出入りする畜産関係車両の、入退場時の消毒を徹底。
※と畜出荷の際は、と畜場内での車両の水洗・消毒の徹底。
? 外部導入した豚の隔離と健康観察。
? 野生動物侵入防止対策を含めた飼養衛生管理基準の遵守。
? 特定症状(紫斑、異常豚や死流産の増加、死亡豚の増加等)が認められた 場合の家畜保健衛生所への早期通報

伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。

【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 】
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