広島県警メール

反射材はとても目立ちます【広島東警察署】
皆さん、こんにちは。
広島東警察署の警察官です。
今日は反射材の話をさせてください。

先日の午前6時ころの出勤途中のことです。
まだあたりは暗く、車通勤の私はヘッドライトを上向きにして運転していました。
片側1車線の長い直線道路を走っていると、100メートルほど先に白く斜めに光るものが目に入ったのです。
それは、反射材が付いたタスキを身につけていた男性でした。
男性は横断歩道を渡ろうとしていたところだったのです。
私は減速し、停車することができました。
その男性は黒っぽい服装の上にタスキを掛けて、徒歩で出勤している様子でした。
もし、私が下向きライトで、その男性が反射材のタスキを身に付けていなかったら、私は男性に気付かず、横断歩道手前で停車できていなかったと思います。
男性が身に付けていた反射材のおかげで、その男性の進路を妨げることなく横断歩道を渡ってもらえました。
反射材の効果がよく分かった体験でした。

メールマガジンをご覧の皆さん。
今日は冬至ですね。
一年で一番夜が長い日です。
帰りの道は暗い状態になっていると思います。
そして、冬の間はしばらく朝晩の出勤時間が暗い状態が続きます。

早朝や夜間にお散歩をされる方もどうか反射材を利用してください。
ライトを持って歩くのも良いと思います。
ご自身の存在をアピールする工夫をお願いします。
ご高齢のご家族がいらっしゃる方は、事故防止の声掛けをお願いします。
ちょっとした行動・気配りで、皆さん自身の安全を守りましょう。