地方気象情報
平成27年12月26日05時14分
札幌管区気象台発表
日本海側では、引き続き西または北西の風が雪を伴って強く、26日夜から27日にかけては非常に強くなる見込みです。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒してください。また、大雪にも注意が必要です。
<気象概況>
北海道付近は冬型の気圧配置となっています。また、北海道の上空約50
00メートルには、これから27日にかけて氷点下40度以下の寒気が入る
でしょう。
26日は北海道の南を低気圧が通過し、気圧の傾きが一旦緩みますが、低
気圧の通過後の26日夜から27日にかけては、冬型の気圧配置が更に強ま
る見込みです。
<防災事項>
日本海側では、26日日中に風は一旦小康状態となりますが、26日夜か
ら再び西または北西の風が雪を伴って非常に強くなる見込みです。26日日
中は、局地的に猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒してくだ
さい。なお、26日夜から27日にかけては広い範囲で警戒が必要になりま
す。
また、引き続き27日にかけて、大雪による交通障害やなだれ、高波にも
注意してください。
<風の予想> 26日から27日にかけての最大風速(最大瞬間風速)
日本海側南部 西の風
海上20メートル(30メートル)
陸上20メートル(35メートル)
日本海側北部 西または北西の風
海上18メートル(30メートル)
陸上18メートル(30メートル)
<雪の予想> 26日6時から27日6時までの降雪量
日本海側の多い所 60センチ
その後28日にかけて降り続き、降雪量が更に多くなる見込みです。
<波の予想> 26日から27日にかけての波の高さ
日本海側南部 5メートル
日本海側北部 4メートル
引き続き、地元気象台や測候所が発表する防災気象情報に留意してくださ
い。
この情報は、「暴風雪と大雪に関する北海道地方気象情報 第2号」を引
き継ぐものです。
次の「北海道地方気象情報」は、26日16時頃に発表する予定です。