府県気象情報
大雪と高波に関する京都府気象情報 第6号
2021年01月08日06時00分
京都地方気象台発表
(見出し)
北部では、10日頃にかけて大雪に十分注意してください。また、8日昼前にかけて高波に十分注意してください。
(本文)
京都府の上空約1500メートルには氷点下12度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となっています。この寒気は10日頃にかけて続き、気温は平年よりかなり低くなるでしょう。
予想よりも冬型の気圧配置が強まった場合は、北部で警報級の大雪や高波となるおそれがあります。
[雪の実況]
8日05時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
京丹後市峰山 21センチ
[雪の予想]
北部では、10日頃にかけて断続的に雪が降り、大雪となるおそれがあります。また、普段、雪の少ない南部の平地でも積雪となる所がある見込みです。
8日6時から8日18時までに予想される12時間降雪量は、いずれも多い所で、
北部 山地 35センチ
北部 平地 35センチ
京都・亀岡 山地 5センチ
京都・亀岡 平地 1センチ
南丹・京丹波 5センチ
山城中部 1センチ
山城南部 1センチ
8日6時から9日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
北部 山地 60センチ
北部 平地 60センチ
京都・亀岡 山地 10センチ
京都・亀岡 平地 1センチ
南丹・京丹波 10センチ
山城中部 1センチ
山城南部 1センチ
9日6時から10日6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
北部 山地 40から60センチ
北部 平地 40から60センチ
京都・亀岡 山地 10から20センチ
京都・亀岡 平地 1から5センチ
南丹・京丹波 10から20センチ
山城中部 1から5センチ
山城南部 1から5センチ
その後も冬型の気圧配置が続くため、降雪量の多くなる所がある見込みです。
10日06時から11日06時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
北部山地 30から50センチ
北部平地 30から50センチ
南部山地 10から20センチ
南部平地 1から5センチ
[波の予想]
北部では、9日にかけて、しける見込みです。
8日から9日にかけて予想される波の高さ
北部 5メートル
10日以降も北部では、しけの状態が続くでしょう。
[防災事項]
積雪や路面の凍結による交通障害、高波に十分注意してください。
電線や樹木への着雪、水道管の凍結、なだれに注意してください。
ビニールハウスは倒壊のおそれがあるため、注意してください。
カーポートなどの簡易な建築物や老朽化している建築物などは倒壊のおそれがあるため、近寄らないよう注意してください。
農作物の管理に注意してください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
この情報は「暴風雪と高波及び大雪に関する京都府気象情報」を引き継ぐものです。
次の「大雪と高波に関する京都府気象情報」は、8日16時頃に発表する予定です。