府県気象情報
大雪と突風及び落雷に関する京都府気象情報 第3号
2020年12月16日16時18分
京都地方気象台発表
(見出し)
京都府では、引き続き17日夜遅くにかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意してください。また17日明け方にかけては、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
(本文)
西日本の上空約1500メートルには、氷点下9度以下の強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置が続き、北部の山地を中心に大雪となっています。この状態は17日夜遅くにかけて続く見込みです。
予想より発達した雪雲が次々と京都府に流れ込む状態が続いた場合には、警報級の大雪となるおそれがあります。
また、17日明け方にかけては、大気の状態が非常に不安定となり、竜巻などの激しい突風や落雷のおそれがあります。
[雪の実況]
16日16時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
京丹後市峰山 27センチ
[雪の予想]
17日夜遅くにかけて、山地を中心に大雪となり、南部の平地でも積雪となる所があるでしょう。
16日18時から17日6時までに予想される12時間降雪量は、いずれも多い所で、
北部 山地 35センチ
北部 平地 20センチ
京都・亀岡 山地 35センチ
京都・亀岡 平地 3センチ
南丹・京丹波 35センチ
山城中部 3センチ
山城南部 3センチ
16日18時から17日18時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
北部 山地 40センチ
北部 平地 30センチ
京都・亀岡 山地 40センチ
京都・亀岡 平地 3センチ
南丹・京丹波 40センチ
山城中部 3センチ
山城南部 3センチ
[防災事項]
積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意してください。
電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。
農作物の管理にも注意してください。
ビニールハウスは倒壊のおそれがあるため、注意してください。
また、カーポートなどの簡易な建築物や老朽化している建築物などは倒壊のおそれがあるため、近寄らないよう注意してください。
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
この情報は「大雪に関する京都府気象情報」を引き継ぐものです。
次の「大雪と突風及び落雷に関する京都府気象情報」は、17日6時頃に発表する予定です。