やちよ健康情報メール
「コロナによる生活の変化で、飲酒量が増えていませんか?」
新型コロナ対策で外出を控えるなか、オンライン飲み会といった新しい飲酒スタイルが普及したことや、逆に緊急事態宣言解除後はこれまでの自粛生活の解放感などから、ついつい飲酒量が増えていませんか?
適量の飲酒は、気分を良くし、リラックス効果もありストレス解消になりますが、過度な飲酒は心にも身体にも負担をかけ、好ましくない影響を及ぼします。
改めてお酒とのつき合い方を見直してみましょう。
【お酒と上手につき合うには】
(1)適量を知ろう
≪お酒の適量(1日にいずれか1つ)≫
□ビール 中ビン1本
□日本酒 1合
□チューハイ(7%)350ml缶 1本
お酒に弱い体質の人や女性、高齢者はさらに少なめに。飲酒習慣のない人にこの量の飲酒を推奨するものではありません。治療中の方は医師の指示に従いましょう。
(2)飲む時間帯もポイント
日中に飲む機会が増えると、酒量が増えるだけでなく、転倒などの事故や、仕事の効率低下やミスにもつながることに。
また、寝る前の飲酒は、アルコールに入眠効果があるものの、眠りが浅くなり夜中に目が覚めるなど、かえって不眠を感じやすくなる場合もあるため、避けましょう。
食事と一緒にお酒をゆっくりと味わうと、飲むペースが抑えられて適量のお酒で楽しむことができます。
週に2回は休肝日をつくって身体を休ませながら、お酒と上手につき合いましょう。
飲酒に関する詳しい情報は以下のホームページをご覧ください。
URLにアクセスすると、別途通信料が発生します。
◎厚生労働省 e-ヘルスネット情報提供「飲酒のガイドライン」
お酒を飲み始めたら泥酔するまでやめられないなど、アルコール依存が心配な方はこちらへ素ご相談ください。
◎千葉県精神保健センター「千葉県の依存症相談について」
次回は、7月30日頃に「食生活」について配信を予定しています。