アフリカ豚コレラに関する情報
中国におけるアフリカ豚コレラの発生及び訪日旅客携帯品におけるアフリカ豚コレラ遺伝子陽性事例についてお知らせします(農水省情報)。
〇中国におけるアフリカ豚コレラの発生
・中国 広西チワン族自治区
発生日:2019年3月7日
発生数:1件(豚飼養農場)
・中国 四川省
発生日:2019年3月12日
発生数:1件(1車両)
経 緯: 四川省広安市において豚を運搬中の一車両(豚150頭を運搬、うち9頭が死亡)を高速道路上の動物健康監視地点にて摘発。
※ 中国での累計発生数:4直轄市21省3自治区1車両、131か所
(119農場、4施設、6村、1車両)(野生いのしし1か所)
〇訪日旅客携帯品におけるアフリカ豚コレラ遺伝子検査陽性事例
(14例目)
・瀋陽(遼寧省)から成田空港に到着した旅客のソーセージ(0.8kg)
(15例目)
・ハノイから成田空港に到着した旅客の豚肉製品(6.1kg)
アフリカ豚コレラは、中国、モンゴル及びベトナムにおいて発生が拡大しています。
また、訪日旅客の携帯品からアフリカ豚コレラ遺伝子検査陽性事例が継続して報告されていることから、国内への本病ウイルスの侵入リスクが高まっており、警戒が必要です。
本病は、有効なワクチンや治療法がないため、農場内へのウイルス侵入防止対策と早期発見・早期通報が重要です。
豚及びイノシシ飼養者の皆様におかれましては、野生動物対策を含め飼養衛生管理基準を遵守するとともに、リサイクル飼料を給与する場合は、加熱処理(摂氏70度以上で30分間以上又は摂氏80度以上で3分間以上)が適正に行われたものを用いるようにしてください。
伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。
【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
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