■生活保護センターを騙る特殊詐欺未遂事件の発生について
○発生日
平成27年6月18日(木)
○発生場所
府中市府中町
○事案の概要
6月18日午後0時30分ごろ、被害者(80歳代・女性)方に、生活保護センターの職員を名乗る男から電話がかかり、大手通信販売会社等数社の会社名を挙げたうえで、「最近、トラブルはありませんか。これらで買い物をしたことがありますか」等と言われました。
被害者が、通信販売は利用しない旨を伝えたところ、相手方は「こちらの方で名簿を削除しておきましょうか。」と言い、被害者が依頼すると、「削除が終了したらご連絡します。」と言い、電話が切れました。
被害者は、電話を切った後、もしかすると削除するためのお金を請求されるのではないかと不安になり、警察に通報したため、詐欺の被害を未然に防ぐことができました。
○被害防止に向けて
この事案は、被害者が削除依頼すると、「あなたの名前を使って高額な商品が購入されている。」「個人の名義で購入するのは違法だ。」「名義を変える手続きに費用がかかる。」等と言って被害者の不安を煽り、多額の現金を送付させるというもので、最近、広島県内でも増加傾向にある詐欺の手口です。
「名義を貸してほしい」「名簿から削除する」等という話は、間違いなく詐欺に繋がる電話ですから、安易に返答することなく、一旦電話を切り、必ず警察に相談をしてください。
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