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北海道防災情報メール

地方気象情報
平成30年12月29日16時10分
札幌管区気象台発表

太平洋側東部は、29日夜遅くまで猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、オホーツク海側を含め30日明け方からうねりを伴った高波に警戒してください。また、日本海側を中心に大雪や高波に十分注意してください。

<気象概況>
北海道付近は、強い冬型の気圧配置が続いており、上空約5000メート
ルには氷点下40度以下の寒気が流入しています。強い冬型の気圧配置は3
0日にかけて続き、気圧の傾きが大きいでしょう。

<防災事項>
太平洋側東部では、引き続き29日夜遅くまで猛ふぶきや吹きだまりによ
る交通障害に警戒してください。
オホーツク海側と太平洋側東部では、30日明け方から夜遅くにかけて、
大しけとなる見込みです。うねりを伴った高波に警戒してください。
北海道地方では、引き続き30日にかけて、西または北西の風が雪を伴い
強く、海上では非常に強いでしょう。海はしける見込みです。また、日本海
側を中心に断続的に強い雪が降り大雪となる所があるでしょう。大雪による
交通障害やなだれ、高波に十分注意すると共に、ふぶきや吹きだまりによる
交通障害や強風にも注意してください。

<風の予想>
30日にかけての最大風速(最大瞬間風速) 西または北西の風
太平洋側東部
海上20メートル(30メートル)
陸上18メートル(30メートル)
オホーツク海側
海上20メートル(30メートル)
陸上12メートル(25メートル)
日本海側北部
海上18メートル(30メートル)
陸上18メートル(30メートル)
日本海側南部、太平洋側西部
海上18メートル(30メートル)
陸上15メートル(30メートル)

<波の予想>
30日にかけての波の高さ
オホーツク海側、太平洋側東部 6メートルでうねりを伴う
日本海側 5メートル
太平洋側西部 4メートル
その後も31日はしける海域があるでしょう。

<雪の予想>
29日18時から30日18時までの24時間降雪量
日本海側 40センチ
オホーツク海側 太平洋側 30センチ
30日18時から31日18時までの24時間降雪量
日本海側 30センチから50センチ

<雪の実況>(アメダスによる速報値)
28日15時から29日15時までの降雪量
空知地方 夕張市鹿の谷 46センチ

引き続き、地元気象台や測候所の発表する防災気象情報に留意願います。

次の北海道地方気象情報は30日5時頃に発表する予定です。

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