北海道防災情報メール

府県気象情報
平成30年10月27日12時00分
室蘭地方気象台発表

胆振中部では、27日昼過ぎまで大雨による低い土地の浸水に警戒。胆振・日高地方は、引き続き27日夜のはじめ頃まで、大雨による土砂災害、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうに注意してください。

<気象概況>
北海道付近は、27日は日本海を北東に進む低気圧からのびる前線が通過
し、28日は気圧の谷が通過するため、気圧の傾きが大きく、大気の状態が
非常に不安定となる見込みです。

<防災事項>
胆振中部の白老町では、27日昼過ぎまで1時間30ミリの激しい雨が雷
を伴い降る見込みです。大雨による低い土地の浸水に警戒してください。
胆振・日高地方では、引き続き27日夜のはじめ頃まで、大雨による土砂
災害、河川の増水、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれがありま
す。屋外での活動や農作物の管理などに注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するな
ど、安全の確保に努めてください。

<雨の予想>
27日12時から28日12時までの24時間雨量(1時間雨量の最大値)
胆振中部・東部、日高地方 60ミリ(30ミリ)
胆振西部 40ミリ(20ミリ)

<お知らせ>
平成30年北海道胆振東部地震で揺れの大きかった市町では、大雨警報・
注意報の土壌雨量指数基準を通常より引き下げた暫定基準で運用しています
。

引き続き、気象台の発表する防災気象情報や竜巻注意情報などに留意願い
ます。
この情報は、「強風と雷に関する胆振・日高地方気象情報 第2号」を引
き継ぐものです。
次の「胆振・日高地方気象情報」は、27日夕方に発表する予定です。