青森県警察 特殊詐欺警戒警報
本日、青森警察署管内において特殊詐欺事件を認知しております。内容は次のとおりです。
(内容)
本年6月12日、青森県内に居住するAさん(70歳代女性)の自宅電話に、市役所のヨコヤマを名乗る男から電話があり、「医療費の還付金があります。金額は2万7、000円くらいです。今日が還付金を受け取ることができる最終日です。」などと言われた。
この後、銀行員のササキを名乗る男から電話があり、「市役所からの医療費の還付手続きのために、ATMに行ってください。ATMに着いたら、電話をください。」などと指示されたことから、Aさんは、還付金が振り込まれるものと思い、青森市内の商業施設に設置されたATMへ行った。
その後、ササキからAさんの携帯電話に電話があり、ATMの操作を誘導され、指示通りに操作した結果、中部地方に開設された個人名義の口座に現金78万7、123円を振り込みさせられ、だまし取られたもの。
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被害の防止について
〇犯人は、「保険料の払戻し」「医療費の払戻し」「税金の払戻し」「年金の未払い金」などと、還付手続のために通帳やキャッシュカード、携帯電話を持ってATMに行くよう求めてきます。
〇犯人は、自治体の職員等を名乗って、「お金を支払う」という内容の電話をかけてきますが、自治体の職員が電話で還付金の受け取り手続きを指示することは絶対にありませんし、利用している金融機関や預金残高などについて電話で問い合わせることもありません。
〇犯人は、「本日中に急いで行って手続しなければ還付金を受け取ることができなくなります。」などと、急がなければ還付金が受け取れなくなることを強調し、被害者を焦らせることもあります。
〇「還付金」+「携帯電話」+「ATM」を言われた場合は詐欺です。
〇ATMでお金が戻ってくることはありません。
〇ATMに行く前に、家族・知人、警察署、最寄りの交番に相談などして、絶対に1人で対応しないでください。
警察安全相談電話#9110または
青森県警察本部生活安全企画課
【青森】
青い森のセーフティネット
2018年6月15日
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