特殊詐欺に類似する窃盗事件と不審電話の発生について
平成30年4月25日、県内において、特殊詐欺に類似する窃盗事件が発生しました。
内容は以下のとおりです。
被害者
青森県津軽地方居住 Aさん(80歳代女性)
被害概要
4月25日午前10時頃、Aさん方に、警察官を名乗る男から
「あなたの口座から、お金が引き出されていると金融庁に連絡があった。」
という電話があった。
電話の途中で、金融庁のヒライと名乗る男が電話を代わり、その男に聞かれるままに口座番号や残高、暗証番号を教えたところ、自宅にキャッシュカードを取りに行くと言われたので、信用して待つことにした。
同日午後零時30分頃、Aさんの自宅に男が訪ねてきたので、キャッシュカード1枚を渡したところ、男に渡したキャッシュカードを別のポイントカードとすり替えられ、盗まれたもの。
この他、同様の不審電話が、津軽方面において4件発生しています。
警察官を名乗り
「オレオレ詐欺の犯人を捕まえている。カードが偽造され下ろされている。」
などと電話がかかってきたものです。
※不審電話については、いずれも被害はありませんでした。
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警察官が、口座の暗証番号などを電話で問い合わせることは絶対にありません。
電話の中で、「還付金」「ATM」「携帯電話」という言葉が出てきたら、詐欺です。
心当たりのない警察官を名乗る者からの電話や、お金に絡む不審な電話がかかってきたら、一人で対応せずに、家族、あるいは最寄りの警察署、交番・駐在所に相談してください。
警察安全相談電話 #9110又は
青森県警察本部生活安全企画課
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