特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話の発生と被害防止対策について
本日、青森市、八戸市において、特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話を合計3件認知しています。
内容は以下のとおりです。
1 本日午前11時頃、市役所保険課のオサナイを名乗る男から
「先月1万1、000円の還付金の手紙を送ったけれども、6月1日までの回答期限まで返事がなかったので電話した。」
と電話があり、相談者が「そんな手紙は来ていない。」などと話したところ、電話を切断されたもの。【八戸市居住～80代女性】
2 本日午後1時頃、市役所職員をかたる男から
「市役所です。聞きたいことがあります。」
と電話があり、相談者が「市役所の何課ですか。」と聞いたところ、
「今これから言おうとしていたところだ、何だ。」
と言って怒り出し、電話を切断されたもの。【青森市居住～80代女性】
3 本日午後1時30分頃、市役所保険課のササキを名乗る男から
「〇〇〇〇さん(夫の氏名)ですか。」
「保険料が改正となり、3月6日に郵送しているが届いていませんか。」
「手続をとるので、市役所に来てください。」
と電話があり、相談者が「行かない。」と答えたところ、
「お金が戻っても拒否ですか。」
と言われ、電話を切断されたもの。【青森市居住～60代女性】
※ いずれも被害はありませんでした。
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電話の相手が、自分や家族の名前を知っていても、安心せず、お金に関する電話は警戒してください。
このような電話は市役所職員等が還付金があると言って、ATMに誘導し、お金をだまし取る特殊詐欺に発展するおそれがあります。
お金に絡む不審な電話がかかってきた場合は、一人で対応せず、家族、あるいは最寄りの警察署、交番・駐在所に相談してください。
警察安全相談電話 #9110または
青森県警察本部生活安全企画課