特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話の発生と被害防止対策について
本日、青森市及び十和田市において、特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話を合計3件認知しています。
内容は以下のとおりです。
1 本日午前10時30分ころ、○○旅行会社の職員をかたる男から
「○○さん本人ですか。」
「300万円振り込んでいますね。」
「スペイン旅行を申し込んでいますね。家族と同居ですか。」
「家族から話を聞いていませんか。」
などと電話があったが、相談者は身に覚えがなかったため、詐欺を疑い電話を切ったもの。【十和田市居住~80歳代女性】
2 本日午後1時ころ、○○証券のミヤモトや○○(会社名)のナカエを名乗る男から
「○○さんは名義貸しをしたことになっている。」
「相手との和解にお金がかかる。とりあえず、300万円が必要。」
などと電話があったが、相談者は話を聞いているうちに不審に思い、電話を切ったもの。【青森市居住~80歳代女性】
3 本日午後1時5分ころ、○○エレクトロニクスの職員をかたる男から
「債券を購入したのはあなたじゃないのですか。」
などと電話があったが、詐欺と看破したところ、相手が電話を切ったもの。【青森市居住~50歳代女性】
※いずれも被害はありませんでした。
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債券購入の同意や名義貸しに関する電話は、トラブル解決名目の詐欺の手口です。名義を貸したことが犯罪であるなどと言われ、逮捕されないためにトラブル解決料を請求されるというものです。
お金や名義貸しに絡む不審な電話がかかってきても、一人で対応せず、家族、あるいは最寄りの警察署、交番・駐在所に相談してください。
警察安全相談電話 ♯9110または
青森県警察本部生活安全企画課
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