ツキノワグマ出没に関する警報の発令について
こちらは鹿角市農林課です。
秋田県では、県内全域においてクマの大量出没による人身被害や農作物被害が多発している事態を受け、「ツキノワグマ出没に関する警報」を9月1日に12月31日までの期間で発令しました。
鹿角市においては、4月から8月までのクマの目撃件数が279件、被害件数が135件(うち死亡事故4件、傷害事故6件を含む)に上っており、いずれも昨年の4倍を超える異常事態となっております。
今年は、山間部から離れた人里を徘徊する姿も多数目撃されており、活動範囲が例年より広くなっている傾向が見られますので、朝晩に屋外に出かけられる際には周囲の状況に十分に注意してください。
クマは、基本的に憶病で人の気配を感じると立ち去る習性があります。出会いがしらの遭遇事故の防止には、音を鳴らして人の存在をクマに知らせることが一番ですので、ひとりひとりが事故の予防に努められますようお願いいたします。
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