特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話の発生と被害防止対策について
本日、弘前市及び七戸町において、特殊詐欺に発展するおそれのある不審電話が合計2件発生しています。
内容は以下のとおりです。
1 本日午後0時23分ころ、相談者の自宅の電話に男の声で
「弘前市役所年金課のタケグチです。」
などと電話がかかってきたことから、相談者はメモをとる準備のため
「ちょっと待ってください。書きますから。」
と話したところ、一方的に電話を切られたもの。
【弘前市居住~60歳代女性】
2 本日午後1時30分ころから午後2時17分ころにかけて、相談者の自宅の電話に男の声で
「このたび○○電工が上北町に工場を建設することになり、その出資者名簿に○○さんの名前がある。」
「お金は必要ないから、名義を貸してくれないか。」
などと電話がかかってきたが、相談者はすぐに詐欺であると看破し、電話を切ったもの。
【七戸町居住~70歳代女性】
※いずれも被害はありませんでした。
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今後も県内各地において、同様の不審電話の発生が予想されます。
「還付金や給付金があるのでATMへ行ってください。」と言われたら、詐欺です。
「名義を貸して。」はトラブル解決名目の詐欺です。名義を貸したことが犯罪であるなどと言われ、担当者が逮捕されるというトラブルに発展し、解決料を請求されるというものです。
お金に絡む不審な電話がかかってきても、一人で対応せず、家族、あるいは最寄りの警察署、交番・駐在所に相談してください。
警察安全相談電話 ♯9110または
青森県警察本部生活安全企画課
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