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大阪府警察を装ったオレオレ詐欺事案が発生しました。
【武蔵野市で発生した情報です】
 警察官を装ったオレオレ詐欺ですが、警察官が無料通話アプリに登録するよう申し向けることは、絶対にありません。ましてや、無料通話アプリのビデオ通話を使って、警察手帳などの身分証明書や逮捕状などを示して見せたり、事情聴取することもありません。詐欺電話の多くは、「+」から始まる国際電話番号ですが、携帯電話番号からの着信も目立ちます。
 見知らぬ電話番号には、出ないことが一番の防犯対策ですが、携帯電話に警視庁アプリ「デジポリス」をインストールしておけば、国際電話番号からの着信をブロックするほか、警察で把握した詐欺電話番号もブロックすることができます。
 詐欺犯人からの電話に出てしまうと、知らないうちに犯人のペースに巻き込まれ、だまされてしまいます。「デジポリス」を活用し、詐欺被害に遭わないよう十分注意してください。

《被害の状況》
 令和7年12月27日午前9時45分頃、被害者が武蔵野市吉祥寺南町の自宅にいたところ、大阪府警捜査第二課●●を名乗る男から電話があり、「あなたに逮捕状が出ている。」等と言われ、捜査本部のある京都府警に出頭するよう言われた。
 被害者が出頭を断ったところ、大阪府警捜査第二課の●●から「あなたはマネーロンダリング事件に関わっている。事件番号は□□です。」等と言われ、さらに▲▲というLINEアカウントを登録するよう言われた。
 被害者がLINEアカウントを追加したところ、ビデオ通話の着信があり、京都府警伏見警察署の〇〇を名乗る男から警察手帳を見せられ、さらに逮捕状等と記載された画像が送られてきた。
 京都府警伏見警察署〇〇は、「令状が出ている。」等と言い、出頭できないのであれば任意の捜査に応じるよう要求してきた。
 被害者は、警察手帳や逮捕状等の画像を見て、犯人らの話が本当だと思い、任意の捜査に協力することを伝えた。
 その後、京都地方検察庁の◆◆を名乗る男に代わり、任意の資金調査を行うため、指定する口座に現金を入金するよう言われた。
 被害者は、自身の潔白を証明するため、犯人から指定された複数の個人名義の銀行口座に数百万円を分けて振込送金してしまった。

【問合せ先】武蔵野警察署

◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから

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