野辺地警察署でSNS型投資詐欺を認知
令和7年9月初旬、青森県内に居住するAさん(70歳代、男性)は、株取引に興味があり、インターネットを検索して、LINEアカウント「844夢とともに(58)」が株取引について論評しているのを見つけ、そのLINEグループのアシスタントのLINEアカウント「福田恵子」と株取引の情報を得るなどのやり取りをするようになった。
その後、Aさんは、福田から、株取引するためには「KAZI」というサイト内に口座開設し、LINEアカウント「カスタマーサポート601」が指定する口座に指定金額を振込するように言われたため、同アカウントとやり取りし、9月30日、投資金として、指定された大手金融機関の個人名義口座に、勤務先からネットバンキングで現金80万円を振り込んだ。
するとサイト上で利益が出たことから、Aさんは更に利益を得るため、10月1日から10月23日までの間、5回にわたり、投資金として、指定された大手金融機関の個人及び法人名義口座に、勤務先からネットバンキングで合計524万9,300円を振り込んだ。
最終的に、原資を含んだ利益が約835万円になったことから、Aさんが出金を依頼したところ、カスタマーサポートからLINEメッセージで、
〇 出金するためには利益の20%の税金を支払う必要がある。
などと言われたため、不安に感じて警察署へ相談し、被害に気付いたもの。
〇 SNSを通じ、投資アプリ等に誘導するなどし、虚偽の利益を表示する方法などにより心理的安心感を与え、架空の投資を継続させながら、投資金名目やその利益の出金手数料名目などで金銭等をだまし取る詐欺事件が発生しています。
〇 投資話において「必ずもうかる」などと話し、投資を勧めてくる場合は、詐欺の可能性があります。
〇 投資話などを勧められた場合は、必ず家族、知人、警察署又は最寄りの交番等に相談するなどして、絶対に1人で対応しないでください。
野辺地警察署
【青森】
青い森のセーフティネット
2025年11月21日
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