青森警察署で特殊詐欺を認知
令和7年11月12日、青森県内に居住するAさん(50歳代、女性)のスマートフォンに、徳島県警察を名乗る男から電話があり「あなた名義の口座が犯罪に使われています。」などと言われ、徳島県警察刑事部刑事第二課のホンダを名乗る男に電話が代わり、LINEでのやり取りを指示されたため、Aさんは、ホンダが使用するLINEアカウントを追加した。
すると、警察官の制服を着たホンダと名乗る男からLINEのビデオ通話がかかってきて、警察手帳を見せられた上「取り調べをしますが、話さない場合は逮捕されます。」などと言われ、口座残高等を確認された後「資金調査をする必要があります。詳しいことはワタナベ検事から説明があります。」などと言われた。
Aさんが教えられたLINEアカウントを追加すると、検事のワタナベと名乗る男からLINEのビデオ通話がかかってきて「資金調査とは、犯罪に使われたお金かどうか調べるものです。あなたが持っている口座のお金を指定した口座に振り込んでもらうことで調べることができます。疑いが晴れれば、振り込んでもらったお金は全額返金します。」などと言われたことから、12回にわたり、県内金融機関のATMから、指定されたネット銀行等の個人名義口座に、現金合計1,145万円を振り込んだ。
その後、ホンダやワタナベと連絡が取れなくなり、家族に相談したところ詐欺を指摘され、被害に気付いたもの。【被害額 現金合計1,145万円】
◆警察官をかたり、犯罪の共犯者の可能性があるなどと申し向け、金銭をだまし取る詐欺が発生しています。
◆金銭を要求されたら、警察、知人、家族に相談するなどして、絶対に一人で対応しないでください。 青森警察署 723-0110
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