インフルエンザ警報を発令しました
船橋市では、2025年第45週(11月3日から11月9日)の1週間でインフルエンザの定点当たり患者報告数が「30.27」となり国の定める警報基準値「30」を超えたため、船橋市保健所はインフルエンザ警報を発令しました。
昨年より2か月早く、また10月24日にインフルエンザ注意報を発令して1か月以内で、警報基準値を超えました。
昨年12月から今年1月にかけてはインフルエンザ感染者の急拡大により、医療機関や救急体制がひっ迫し、救急患者の搬送先が長時間決まらないケースも市内で発生しました。
今後、更なる感染拡大が予想され、救急車の利用増加、医療機関への負担増加が懸念されます。
○ご家庭においては、手洗いなどの感染予防を心がけてください。
○学校、社会福祉施設及び医療機関等では、集団感染に対する対策を今一度ご確認願います。
★インフルエンザとは
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。
小児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している人では肺炎を併発する等、重症になることがあります。
★予防のポイント
・外から帰ったら、石けんで手洗いをしましょう。
・室内は適度な湿度(50~60%)を保ち、換気をしましょう。
・十分な栄養と睡眠をとり、抵抗力を高めましょう。
・高齢者や基礎疾患のある方などは、罹患すると症状が重くなりやすいので、人混みや繁華街への外出時にはマスクを着用しましょう。
・予防接種※を受けましょう。
※インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対かからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
★咳エチケット ― 周囲の人にうつさないために
・咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。
・咳やくしゃみの症状があり、マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
・鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
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健康危機対策課 衛生試験所
