八戸警察署で121万5,165円被害のSNS型投資詐欺を認知
本年7月14日頃、青森県内居住のAさん(50歳代、男性)は、普段から個人投資を行っていた際、インターネット上で投資グループのアシスタント藤田と知り合い、LINEアカウント「藤田美紀」とやり取りするようになり、投資情報交換グループのLINEアカウント「E617 AI株式投資解析ラボ」を紹介されました。
Aさんは、藤田からの助言で実在の証券会社を利用して株式投資すると損失が出ましたが、損失補填分の数万円が藤田からAさんに振り込まれました。8月25日頃、藤田から「このアプリを使うとデイトレードでの利益が出やすいです。」と投資アプリ「Schwab」を勧められ、アプリをインストールしカスタマーサポート担当者のLINEアカウントを登録しました。更に「カスタマーサポートの指定する口座に資金を振り込めばアプリに反映されて高い利益が出ます。」と勧められ、9月8日、秋田県内でネットバンキングを利用して、指定された大手金融機関の個人名義口座に、現金15万円を振り込みました。するとアプリ上では利益が発生したため、9月10日から22日にかけて3回にわたり、秋田県内でネットバンキングやATMを利用して、指定された大手金融機関の個人名義口座に、現金合計106万5,165円を振り込みました。
しかし、利用中のアプリ上に「一度申し込むとキャンセルできない。」などと表示が出たことから、おかしいと思い被害に気付いたものです。
○ SNSを通じて、投資でもうかるなどとかたり、株式投資名目等で現金をだまし取る詐欺事件が多発しています。
○ 「必ずもうかる」などと投資を勧める場合は詐欺の可能性がありますので、家族、知人、最寄りの警察署や交番・駐在所に相談し、絶対に1人で対応しないでください。
八戸警察署
【青森】
青い森のセーフティネット
2025年10月6日
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