八戸警察署で50万円被害のSNS型投資詐欺を認知
本年8月17日頃、青森県内居住のAさん(50歳代、女性)は、TikTokを通じてLINEアカウント「ラッキー」を使用する幸子(さちこ)と名乗る女と知り合いました。
幸子とLINEでやり取りをするうちに親しくなり、8月下旬頃から、メッセージで「ウイスキーのコレクターで資金を出し合い、山崎ウイスキーを独占購入した後に転売する計画があります。」と言われ、ウイスキーへの投資を勧められるようになりました。9月10日頃、幸子からメッセージで「ウイスキーは1本35万円です。利益は購入価格の7倍から10倍になります。購入する本数を決めたら私の親友である『春子』に連絡して予約してください。酒商の口座を教えてもらえるので、そこに購入資金を振り込んでください。」と言われ、LINEアカウント「春子」を紹介されました。Aさんがウイスキー2本の購入を希望したところ、春子からウイスキーの購入代金70万円を振り込むように言われ、9月11日、Aさんは自宅でネットバンキングを利用し、指定された大手金融機関の個人名義の口座に現金50万円を振り込みました。
翌12日、Aさんは追加で20万円を振り込もうとしましたが、詐欺かもしれないと怖くなり、警察に相談し詐欺だと指摘されたため被害に気が付いたものです。
○ SNSを通じて恋愛感情や親近感を抱かせた上で、投資でもうかるなどとかたり、投資名目で現金などを振り込ませる詐欺事件が多発しています。
○ 「必ずもうかる」などと話し投資等を勧めてくる場合は詐欺の可能性があります。
○ 投資話などを勧められた場合は、必ず家族、知人、警察署又は最寄りの交番等に相談するなどして、絶対に1人で対応しないでください。
八戸警察署
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