福岡県内の野生いのししにおける豚熱の感染確認事例について
【内容】
福岡県内の野生いのししについて、豚熱への感染が確認されました(8月19日福岡県情報)。
【概要】
発見場所:福岡県久留米市
個体情報:成獣 雌(死亡個体)
判定日:8月19日
今回、福岡県では初めての野生いのししでの豚熱の感染確認事例となります。
なお、本事例の確認地点は、過去の感染確認地点で最も近い佐賀県内の地点から半径10km外に位置しています。
九州内においては、佐賀県、長崎県、本県に次ぐ野生いのししでの感染確認県になります。(令和7年8月19日現在)。
今後も野生いのししを介して豚熱ウイルスの感染が拡がることが懸念され、九州地域以外からの豚の移動を含め、県内への豚熱ウイルスの更なる侵入リスクが非常に高い状況にあります。
豚飼養農家の皆さまにおかれましては、常在危機の意識を高く保つとともに、改めて次の6項目について対策の徹底をお願いします。
防護柵及び防鳥ネット等による野生動物侵入防止対策の徹底。
農場に出入りする畜産関係車両の入退場時の消毒を徹底。
※と畜出荷の際は、と畜場内での車両の水洗、消毒の徹底。
豚舎専用の衣服の着用及び豚舎入口での靴の履き替えと手指消毒。
外部から導入した豚の隔離と健康観察。
飼養豚への適時・適切な豚熱ワクチンの接種。
飼養豚についての毎日の健康観察と特定症状(紫斑、異常豚や流死産の増加、死亡豚の増加等)が認められた場合の家畜保健衛生所への早期通報。
なお、不審な死亡いのししや衰弱している個体を発見した際は、管轄の市町村または支庁・農林振興局への早期通報に御協力をお願いします。
伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。
【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
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