7月20日は一斉消毒の日です
明日は、一斉消毒の日です。
今月に入り、野生いのししでの豚熱感染事例が4例確認されました。県では、野生いのししの捕獲強化等を進めていますが、野生いのししを介したウイルスの拡散が懸念されます。
このため、農場の防護柵や防鳥ネットに破損がないか再度点検していただくとともに、豚舎内へのウイルス侵入防止対策を徹底するなど、より一層、農場の防疫レベルを強化していきましょう。
豚飼養農家の皆様におかれましては、次の6項目の対策の徹底をお願いします。
防護柵及び防鳥ネット等による野生動物侵入防止対策の徹底
農場に出入りする畜産関係車両の入退場時の消毒を徹底
※と畜出荷の際は、と畜場内での車両の水洗、消毒の徹底
豚舎専用の衣服の着用及び豚舎入口での靴の履き替えと手指消毒
外部から導入した豚の隔離と健康観察
飼養豚への適時・適切な豚熱ワクチンの接種
飼養豚についての毎日の健康観察と特定症状(紫斑、異常豚や流死産の増加、死亡豚の増加等)が認められた場合の家畜保健衛生所への早期通報
また、牛飼養農家の皆様におかれましては、これからの時期は蚊やハエ、アブなどの吸血昆虫の動きが活発になります。吸血昆虫はランピースキン病の他、異常産の原因となるアカバネ病やチュウザン病、牛伝染性リンパ腫など様々な疾病を媒介します。ワクチン接種以外にも、農場での吸血昆虫対策をお願いします。
防疫の意識を常に高く持ち、日頃からの発生防止対策の取組を強化していきましょう。
農家の皆様方におかれましては、飼養衛生管理基準を遵守し、農場への不要な立入の制限、農場及び畜舎専用服・靴への交換、消毒の徹底(踏込消毒槽の適切な使用及び消毒薬の適宜交換など)、畜舎の破損や防鳥ネットの破れなどの点検等、発生防止対策の強化をお願いします。
また、口蹄疫の特定症状(泡状のよだれや水ぶくれなど)や豚熱の特定症状(紫斑、異常豚や流死産の増加、死亡豚の増加等)を確認した場合は、直ちに管轄の家畜保健衛生所へ通報してください。
家畜伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。
【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
登録手順
農政水産部では「ひなたMAFiN」により県の農林水産業について情報発信を行っています。
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