【富山中央警察署・特殊詐欺情報】通帳やキャッシュカードをだまし取る手口に 注意!
4月上旬、富山市内の高齢者(Aさん)宅の固定電話に、NTTを名乗る者から電話があり、「犯罪に使用された携帯電話があなた名義で契約され、詐欺の犯人として捜査されている」などと言われ、東京検察庁のワダを名乗る男に電話がつながり、「あなた名義の通帳に詐欺の被害金が振り込まれていたため、あなたを詐欺の犯人として捜査しています。これから毎日電話をします」などと言われました。
Aさんは携帯電話を持っていなかったのですが、ワダから携帯電話が送られてきて、通信アプリ「LINE」で連絡することとなりました。
そのやり取りの中で、警察のキムラを名乗る者に電話が代わり、「あなたのお金が犯罪に関係するか調べる必要があります。通帳とキャッシュカードを預かるので、それらを封筒に入れ、ポストに入れてください」などと言われ、指示通りにポストに入れたところ、キムラから「回収しました」と連絡があり、ポストを確認すると、なくなっていました。
その後もワダ達からの連絡が続き、5月下旬にキムラから「通帳を再発行してもらう必要がある」と言われ、Aさんは通帳を再発行した上で、5月31日に、前回と同様の方法で通帳を渡しました。
警察官が「預金を調べる必要がある」などと言い、通帳やキャッシュカードを預かることや、現金の引き出し、振込、郵送等を求めることはありません。
警察官等から電話で「捜査対象となっている」などと言われた場合は、下記の対応をお願いします。
◆相手の名前、所属部署、内線番号を確認する
◆電話を一旦切る
◆家族や知人、警察に相談する
日ごろから、ニュースや家族や知人等の会話で、特殊詐欺等犯罪の手口を知り、万が一電話がかかってきた場合への備えをしましょう。
◇みんなでとめよう!!国際電話詐欺#みんとめサイト(警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ)
固定電話の国際電話番号の利用休止については、最寄りの警察署又は交番、駐在所にお問い合わせください。
◇ニセ警察詐欺注意喚起サイト(警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ)
#ニセ警察詐欺 ちょっと待って!その警察官、ホンモノですか…?
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富山中央警察署