八戸警察署で警察官などをかたる15万円被害の特殊詐欺を認知
本年7月3日、青森県内居住のAさん(20歳代、男性)のスマートフォンに、「050」から始まる電話番号から「確認したいことがあるので至急担当の坂本まで連絡がほしい。」という内容のショートメールが届きました。Aさんがメール記載の電話番号に電話をかけると、電話に出た男から「スマートフォンを落としていないか。」と聞かれ、落としていないと答えたところ、一旦電話が切れました。
その後、別の「050」から始まる電話番号から電話があり、Aさんが折り返し電話をかけると、大阪府警のサカモトを名乗る男が応対し「広島県の人が詐欺に遭い、あなたの銀行口座に送金している。アリバイを証明できなければ、裁判になるかもしれない。証明できないなら、預金全額を指定口座に送金してほしい。お札の番号を調べれば、あなたの無実を証明できるし、無実だと分かれば返金する。」と言われたことから、Aさんは、同日、県内の金融機関のATMから、指定された大手金融機関の個人名義口座に現金15万円を振り込みました。
Aさんは、その翌日、警察がお金を要求するのはおかしいと思い、当署に相談したことで詐欺の被害に気が付いたものです。
○ 警察官などをかたり、金銭を要求するのは詐欺です。
○ 警察が捜査等の名目で金銭を要求することは絶対にありません。
○ 急に電話があった後、現金を要求された際は、家族、知人、最寄りの警察署や交番・駐在所に相談し、絶対に1人で対応しないでください。
八戸警察署
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