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メールけいしちょう

息子を装ってだます典型的なオレオレ詐欺被害が発生しました。
被害女性は息子と二人暮らしであったため、本当に息子が会社や、その上司部下に迷惑をかけてしまったと信じ、お金で助けられるなら助けてあげたいという一心で犯人に現金をだまし取られてしまいました。
「母さん、オレだけど。」という電話が掛かってきても、すぐに信用したり、「あら、〇〇〇どうしたの。」などと名前を呼び掛けたりすると、犯人のペースに乗せられてしまいます。
こうした電話が掛かってきたら、本当の親族でしか答えられないような質問をしてみてください。「あなたの小学校の担任の名前は?」「昨日の夕食のメニューは?」「あなた、何年生まれだっけ?」などの質問はとっさに答えられなければ、【なりすまし】です。
このような電話にびっくりしてしまって質問もできない時には、用意できる金額は「調べてみないと分からないわ。」などと一回電話を切って、もし相手が息子さんだと言った場合には、息子さんの携帯電話で直接連絡をして確認をしてください。
殆どの場合、本当の息子さんは「そんな電話はしていないよ。」「母さん、それはオレオレ詐欺だよ。」と見破ってくれることが可能です。
もし、息子さんと電話がつながらなかったとしても慌ててお金の準備をしたりせずに、必ず家族や知人、武蔵野警察署までご連絡をしてください。

〈被害の状況〉
令和7年7月1日午前11時半頃、西久保で息子と二人暮らしをする戸建て住宅の女性方の固定電話に「母さん、オレだけど。会社の大事な契約書や携帯、財布が入ったカバンをなくしてしまった。取引先に違約金が発生した。上司や部下がお金を出し合っている。いくら用意できる?」などという嘘の電話が男から入った。被害女性は、すっかり息子が困っているものだと信じてしまい「300万を用意するわ。」と返事をした。
 被害女性は、3つの銀行口座からそれぞれ合計したお金を引き出し、準備をした。
 その後、JR落とし物センターの職員を名乗る者や、息子を名乗る男からも電話が続き「お金をもう少し用意してほしい。」との連絡が入った午後3時を過ぎてしまったため窓口での引き出しができなかった。
 息子を名乗る男から、さらに電話が入り「〇〇〇〇という男がオレの代わりに現金を受け取りに行くから。現金と分からないように100万円ずつ新聞紙で包み、紙袋に入れて口をガムテープで閉じておいて。自宅近くまで〇〇〇〇が来ているから、渡してよ。」などと指示された。被害女性は、言われたとおり準備をしていたところに、30歳くらいの、〇〇〇〇を名乗る男が訪れたため、現金を手渡してしまったもの。
【問合せ先】武蔵野警察署

◎警視庁防犯アプリ「デジポリス」はこちらから

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