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最近よく耳にする線状降水帯とは?
「線状降水帯」とは、「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域」と定義されています(気象庁「雨に関する用語」より)。毎年のように線状降水帯による顕著な大雨が発生し、数多くの甚大な被害が生じています。
気象庁では、令和4年6月から線状降水帯の発生を半日程度前に予報する取り組みを始め、昨年の5月28日からは対象地域をこれまでの地方単位から府県単位に絞り込んで呼びかけを行うこととしました。
線状降水帯による大雨の正確な予測は難しく、予報があったとしても必ず線状降水帯が発生するわけではありませんが、大雨になる可能性が高い状況といえます。
線状降水帯が発生すると大雨災害発生の危険度が急激に高まることがあるため、線状降水帯の予報があった場合には、心構えを一段高めましょう。また、その他の防災気象情報も確認し、大雨に対する備えや避難についての確認等をしましょう。

【参考】
気象庁ホームページ
「線状降水帯に関する各種情報」

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