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野辺地警察署でSNS型投資詐欺を認知
令和7年1月下旬、青森県内に居住するAさん(40歳代、男性)は、株取引に興味があり、SNS「X」で株投資の投稿をしている者にダイレクトメッセージを送ったところ、LINEアカウント「黒沢のりえ」を紹介されて、LINEグループ「NEW-APU」に誘導され、株取引の情報を得るなどのやり取りをするようになった。
その後、Aさんは、黒沢から、AIが自動的に株取引するアプリ「HT-HSL」やLINEアカウント「HTHSL-カスタマーマネージャー」を紹介されたため、3月2日、投資原資として、カスタマーマネージャーから指定された大手金融機関の個人名義口座に、自宅からネットバンキングで30万円を振り込んだ。
するとアプリ上で利益が出たことから、Aさんは更に利益を得るため、3月3日から4月7日までの間、8回にわたり、投資原資として、指定された大手金融機関の個人及び法人名義口座に、自宅等からネットバンキングで合計2,789万8,100円を振り込んだ。
その後、Aさんが利益の出金を依頼したところ、カスタマーマネージャーからLINEメッセージで、
〇 出金するためにはサービス料を支払う必要がある。
〇 利益を送金するためには保証金が必要だが、後日返金される。
などと言われ、4月11日から5月2日までの間、5回にわたり、サービス料や保証金として、指定された大手金融機関の個人名義口座に、自宅等からネットバンキングで合計3,222万6,598円を振り込んだ。
しかし、一向に利益を出金できず、保証金も返金されないことから、Aさんは、不安に感じて警察署へ相談し、被害に気付いたもの。
〇 SNSを通じ、投資アプリ等に誘導するなどし、虚偽の利益を表示する方法などにより心理的安心感を与え、架空の投資を継続させながら、投資金名目やその利益の出金手数料名目などで金銭等をだまし取る詐欺事件が発生しています。
〇 投資話において「必ず儲かる」などと話し、投資を勧めてくる場合は詐欺の可能性があります。
〇 投資話などを勧められた場合は、必ず家族、知人、警察署又は最寄りの交番等に相談するなどして、絶対に1人で対応しないでください。
野辺地警察署

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