八戸警察署で当選金名目の213万5,000円被害の特殊詐欺を認知
本年4月23日頃、青森県内居住のAさん(60歳代・男性)のスマートフォンに、LINEアカウント「サポート窓口榊原綾子」から「あなたに当選金10億円が当選しました。」というメッセージが届き、LINEアカウント「Million VITA」を紹介されました。
Aさんは、「Million VITA」から指定されたサイトで、「担当者マキタ」から「あなたを含め3人に10億円が当選しました。3人同時に手続しないと当選金が受け取れません。当選金を受け取るためには手続費用が必要です。手続費用はアップルギフトカードのIDで支払ってもらいます。」とメッセージを受け、同じ当選者の「水川のぞみ」「戸丸美知子」からも、手続費用を支払うようメッセージで依頼されました。
そこで、Aさんは4月23日から27日までの間、27回にわたり、コンビニエンスストアで購入した合計213万5,000円分のアップルギフトカードの利用権コードを、サイト内のメッセージ機能を利用して送信しました。しかし、何度送金しても当選金が受け取れないことから、インターネットで「Million VITA」について検索したところ、詐欺であるとの書き込みを見つけ、被害に気付いたものです。
○ 多額の当選金が受け取れるとうそを言い、受取手続費用を要求する手口の詐欺が多発しています。
○ 「当選金」「受け取り手続費用はアップルギフトカードで支払い」と言われた場合は詐欺です。
○ 「当選金を受け取れる」などの連絡を受けた場合は、家族・知人、警察署、最寄りの交番に相談などして、絶対に1人で対応しないでください。
八戸警察署
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