青森警察署で特殊詐欺を認知
令和7年2月下旬、青森県内に居住するAさん(70歳代、女性)の携帯電話に警視庁のヤマダを名乗る男から電話があり、「国際犯罪であなたの口座に大金が振り込まれている」「口座に振り込まれたお金は資金洗浄しなければならない」「お金には番号がついているので、警視庁の特殊捜査係が入り込んでいるB貴金属店から650グラムの金を買って欲しい」などと言われ、さらに東京地検のゴトウを名乗る男に電話を代わり、「B貴金属店で支払ったお金の番号を調べた後、お金を返す」と言われた。Aさんは、B貴金属店から金地金660グラムの購入手続きを行い、3月中旬頃、自宅に金地金が届いたことから、ヤマダへ連絡したところ、「部下の岡本が取りに行くので、そのまま渡してほしい」などと言われ、自宅を訪ねてきた岡本と名乗る男に購入した金地金を手渡した。その後、再び、ヤマダから「残りのお金を調べるので、金を200グラム買ってほしい」などと言われ、再びB貴金属店から金地金200グラムを購入し、4月8日頃、自宅に金地金が届いたことからヤマダへ電話したところ、「青森県警の和田が取りに行くので、そのまま渡してほしい」などと言われ、4月11日、自宅を訪ねてきた和田と名乗る女に購入した金地金を手渡した。その後、家族に相談したところ、詐欺被害に気付いた。
【被害品 金地金合計860グラム(時価1,374万1,640円)】
◆警察官や検事をかたり、「犯罪に加担した」、「共犯者の可能性がある」などと言い、金銭や金地金などを要求するのは詐欺です。
◆電話などで金品を要求された場合は、必ず家族、知人、警察に相談し、絶対に一人で対応しないでください。青森警察署
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