【富山中央警察署・特殊詐欺情報】警察官や厚生労働省を名乗る詐欺電話に注意 !
昨日(4月15日)、富山中央警察署に詐欺電話の相談が複数件寄せられました。
◇警察官を名乗る電話
富山県外にお住まいの方の携帯電話に、国際電話番号(末尾が0110)で、「警視庁」の警察官を名乗る者から電話があり、「詐欺にあなたのキャッシュカードが使われている。富山県警察本部の捜査第二課に出頭してほしい」などと言われました。
相談者は、キャッシュカードを紛失した覚えがなかったことから、不審に思い、富山中央警察署に相談し、被害に遭いませんでした。
◇厚生労働省を名乗る電話
富山市西宮町にお住いの方の固定電話に、「厚生労働省の保険捜査課アイカワ」を名乗る者から電話があり、「沖縄県のクリニックであなたの保険証で睡眠剤が大量に処方されている。沖縄の警察署で被害届を出してほしい」などと言われました。
相談者は、保険証を紛失しておらず、詐欺を見破り、相手の折り返しの電話番号を聞くと、厚生労働省の真正の電話番号を伝えられ、さらに、「沖縄県までは行けない。富山の警察署であれば行ける」と言ったところ、相手は「そうしてください」と言い、電話が切れました。
上記2件の電話は、特殊詐欺に発展し、個人情報の聞き出しやお金を振り込むように言われる可能性があります。
電話で警察官や公的機関を名乗り、お金を要求することはありません。このような電話があった場合は、一度電話を切り、最寄りの警察署又は警察相談専用電話#9110にご相談ください。
詐欺電話は、国際電話番号からかかることが多くなっています。普段、海外と固定電話で通話する必要のない方は、国際電話の利用休止を申し込むことができます。
詳しくは、国際電話不取扱センター又は警察署、交番・駐在所までお問い合わせ下さい。
◇外国からの国際電話休止案内(警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ)
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富山中央警察署