韓国で発生した口蹄疫の拡大について【豚農場で発生】
韓国において、豚農場で口蹄疫の発生が確認されました。(これまでに発生していた14事例は、すべて牛農場です。)
【発生状況】
発生数:4月11日 豚2事例
発生地域:全羅南道務安郡
(※4月11日現在)
韓国ではこれまで、発生農場での防疫措置や周辺農場への緊急的なワクチン接種等のまん延防止措置を実施していますが、ウイルスを増幅しやすい豚への感染が確認されたことから、今後、さらなる感染拡大が危惧されます。
今般、インバウンド需要が回復するとともに、昨年以降、宮崎空港において韓国定期便が発着していることから、県内への本病ウイルスの侵入リスクが非常に高まっています。
さらに、本県における2000年、2010年の発生の前には、韓国における発生が確認されているため、最大限の警戒が必要です。
農家の皆さまにおかれましては、県内での口蹄疫の発生を防止するために、以下のウイルス侵入防止対策について、再度ご確認いただきますようお願いいたします。
農場の出入り口に立ち入り禁止の看板等を設置し、必要のない者を農場内へ立ち入らせない
農場の衛生管理区域へ出入りする人や車両の消毒を徹底する
畜舎では専用の衣服や靴を着用するとともに、畜舎へ出入りする際は靴や手指を消毒する
飼養する家畜に口蹄疫を疑う症状(泡状のよだれや水ぶくれなど)がみられた場合は、管理獣医師又は最寄りの家畜保健衛生所へ速やかに連絡する
口蹄疫が発生している地域等への渡航を控える
伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。
【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 】
※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
[登録の手順]
農政水産部では「ひなたMAFiN」により県の農林水産業について情報発信を行っています。
農場消毒の方法等、役立つ情報を発信していますので下記リンクよりご活用ください。
[FMD(韓国)20250411.pdf]