警察官を名乗る詐欺被害が複数発生!
本年11月13日、桜井市内に住む80歳代の女性(被害者)の自宅に、警察官を名乗る者から「あなたの金融機関口座が犯罪に使われている。口座を調べる必要があります。」等という電話がありました。通話中に、被害者は、警察官を名乗る男の訪問を受け、「キャッシュカードを封筒に入れて封印します。封印のため印鑑を持ってきてください。」等と告げられました。そして、被害者が席を外した隙に、キャッシュカードが入った封筒と偽のカードが入った封筒とをすり替えられて、盗まれてしまいました。
また、本年11月15日、香芝市内に住む30歳代の女性(被害者)の携帯電話に、警察官を名乗る者から「詐欺グループを逮捕したところ、あなた名義のキッシュカードが見つかった。あなたが、銀行口座を売った疑いで捜査している。」等という電話がありました。その後、被害者は、LINEのビデオ通話により、警察官や検察官を名乗る者から「あなたが詐欺の犯人でないことを調査します。」「あなたの口座が、マネーロンダリングに使用されていないかを確認するため、一旦指定する口座に全ての貯金を振り込んでください。問題ないことが確認できれば返金します。」等と告げられて、指示されるままに現金を振り込んでしまい、約390万円をだまし取られました。
● 防犯電話やナンバーディスプレイ機能を使用し、知らない番号からの電話に出ない、 又は、出る前にどこからの電話か調べるようにしてください。
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