海の情報・釜石保安部 Vol.976
プレジャーボートの事故の種類で最も多いのは、機関故障により運航不能となるケースです。機関故障を防止するため、発航前の検査のほか、整備事業者などによる定期的な点検整備を受け、エンジンイル、オイルフィルター、インペラ(機関冷却用海水ポンプ内の羽根車)などの消耗品類は、メーカー推奨の期間内に交換しましょう。
冷却水系には、海水中の塩分やカルシウムが付着して錆や詰まりの原因になりますので、船外機は、使用後に冷却水系を真水洗いするよう心がけましょう。
ウォーターセーフティガイド「モーターボートの安全情報‐メンテナンスについて」
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