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(竹原市交通死亡事故多発警報発令中)歩道等の無い道路では、歩行者は右側!車両は左側!【竹原警察署】
現在、竹原市に交通死亡事故多発警報が発令されています。

本年竹原市では、交通事故によって4名の方の尊い命が失われています。
交通事故は、一瞬の気の緩み、これくらいなら大丈夫だろうという安易な判断ミスが大きな結果につながります。

今日は守ってほしい道路の通行場所について紹介します。
みなさんは、「歩行者は右側、車両は左側」というのを聞いたことがありますか?
これは対面交通といって、歩道や路側帯等の無い道路を歩行者が進行する場合に、接近してくる車両と対面するように通行した方が、危険を察知しやすく安全という考え方からきています。
なので、歩道や路側帯等の無い道路では、安全のため進行方向に向かって右側を歩くようにしましょう。
逆に、歩道や路側帯がある場合は、左右関係なく、必ず歩道や路側帯の中(できれば車道から離れたところ)を歩くようにしましょう。

次に自転車の通行場所ですが、自転車は車両の仲間ですから、原則車道の左端を一列で進行します。
例外として歩道を通行できるのは、
◆歩道通行可の標識がある
◆13歳未満の子どもや、70歳以上の高齢者、身体の不自由な人が運転している
◆車道を通行するのが危険な場所
等の場合があげられますが、歩道はあくまでも歩行者を守るための場所ですから、歩行者と自転車ですれ違う時は、徐行する、自転車から降りるなどの配慮が必要です。
自転車で並進したり、右側を通行するのは、違反であることはもちろん、歩行者や対面する通行車両との事故を誘発する大変危険な行為ですので、絶対にしないようにしましょう。

日々の小さな心がけの積み重ねが安全に繋がります。
交通ルールをしっかり守って、自分や周りの人の未来を守りましょう。

交通事故によって悲しむ人がいなくなることを祈って、竹原警察署からのお願いです。

竹原警察署
(0846)22-0110

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